色々考えるものですね。

ここ2日間の猛暑で、こっそり机の引き出しに入れておいた

アーモンドチョコがとけていて、朝から憂鬱になってしまいました。

慌てて冷蔵庫で涼んでいただいてますが・・・。

なぜ、朝からチョコを見たのかは聞かないでください。

 

 

それはさておき、

数ヶ月前、携帯メールに督促状が届きました。

それはこんな内容です。

 

氏名:******様 (ほんとにこの状態です。)

以下「貴殿」といいます

■現在住所:************

■登録名及びアドレス:ここには、携帯のアドレスが記載。

(一部、民事訴訟法により個人情報は伏字とする)

 

で始まり、つらつらとアクセスしたのに、退会しなかったから

遅延金が存在するとかなんとか説明があって、

運営元から弁護士がたてられ、請求金額もなにも書かれていないまま、

払わなければ、やむなく法的手段をとります、と

支払う意思があれば、ここにアクセスして

と、URLが載っていました。

 

そして、ご丁寧に、最後に

弁護士法人 ○○法律事務所

弁護士 △△ ■■

 

と弁護士の名前まで載っていました。


メールを見た瞬間、笑ってしまいました。

 

「先生~、見てみて~、こんなの来ましたよ~。

民事訴訟法により、督促状の名前と住所は伏字にするんだって。

初めて聞きましたよ。」

と、先生にご報告。

たぶん、このURLをクリックすると、いろいろたどらされた挙句

お金を支払っちゃったりするシステムなんでしょうね。

もちろん、このメールに書かれていた弁護士法人は、弁護士名も含めて

存在しませんでした。

先生が調べてくれました。


迷惑メールというのかどうかはわかりませんが

最近の特殊詐欺もいろいろ考えるんだなぁと思いました。

督促状に、自分の名前がないのは確かに不自然ですから

きっともらった人は疑問に思うでしょう。

そこで

「民事訴訟法により、個人情報は伏字とする」

なーるーほーどーねー。

・・・・そんなこと、聞いたこともないけど。

 

その時は、そんな笑い話で終わってしまいました。

が。

昨日、またこの督促状がきました。

 

ちょっと違うパターンで、今度は違う名前の弁護士から。

けど、相変わらず、名前と住所は伏字のやつ。

これ、ひっかかる人がいるのかなって、

ふと心配になりました。

こんな風に書かれたら、真剣に信じちゃう人が

いるかもしれないですよね。

それで、こんなメールを乱発しているのかも。


一旦、冷静になって考えれば、疑問もいっぱいあるはずだけど

慌てちゃうと信じてしまうかもしれません。


架空の人だけど、こんなことに弁護士の名前なんか使わないで欲しいわ、

と、携帯に向かって文句を言っていました。

どうか、みなさまも気を付けて下さい。

怪しいURLはクリックしちゃだめです。

 

関係ないけど、「オレオレ詐欺」はいるのに、

「あたしあたし詐欺」がいないのはなんでなんでしょう?

ね?