もちはもち屋

事務所の電気が点かなくなりました。一か所だけ点かない。

事務所の天井、割と高いので、机の上に乗ってみましたが届きません。

更に、机の上に椅子を乗せるという、中国雑技団ばりの頑張りを見せて、

あれこれやってみましたが、叩いてみても、なでてみても、

脅しても、なだめても、ありとあらゆる事をやってみても点きませんでした。


もしかしたら、途中からは、直そうとして壊してたかもっ!?


そこで電気修理屋さんにご登場いただいたわけですが、

あっという間に原因をつきとめ、ちゃちゃちゃっと直して行ったわけです。

早業です。

もうほんとに、「惚れてまうやろ~」です。


私は、なんのために、あんなに必死になって頑張ってたんだろ、

最初から電気修理屋さんにお願いしちゃえばよかったじゃないの、と思いました。

でもでも。

自分で直せることで、いちいち呼ばれてたらたまったもんじゃないかしら、

だからやっぱり最終手段でよかったのかしら、と、悶々。

どこから修理を呼んだらいいのかって、線引きが難しいなぁ・・・・・、と。


電気修理屋さんは、とりあえず連絡してくれればいいですよ、

お話聞いて、行く必要があるかこちらで判断しますから、と帰り際に言っていました。

「人間と違ってね、電気は嘘はつきませんから、原因がわかれば対処できます」、と。

・・・・・奥が深いです。


・・・・・。


きっと。

みんな、どんなこともその道の専門の人っているわけです。

それを、何も知らないのに、一人でどんなに考えたって答えは出ないのですよね。

原因なんか見つけられないのです。


きっと、法律問題もそうなんだろうなぁと思いました。

始まりは、それとはっきり分からないことから始まって

自分でなんとかしようと思っている間に、どうしようもないところまで来てしまう。

その前に、その道のプロである弁護士に相談したら、未然に防げるものもあるかもしれない。

先生が、

「もっと早く相談に来てくれてたら・・・」

と言っていたことがあったのを思い出しました。


病気も、初期症状のときに診察を受けていたら、というのを聞きます。

早期発見、早期治療があなたを救うのです、ってやつです。

どんなことでも。

一番確かなのは、専門家のアドバイスを受けること、なのかもしれません。


電気が壊れたら電気屋さん。

病気になったら病院。

法律問題に困ったら、法律事務所フラットへ。